コーヒーはかつて、「体に良くないから、子どもには飲ませていけない」などと言われていました。しかし、昨今は、コーヒーはむしろ体に良い飲み物という認識が強くなっているようです。コーヒーの成分は、たんぱく質、油分、粗繊維、カフェイン、タンニン、有機酸、カフェ酸、クロロゲン酸、ポリフェノール、褐色色素、ニコチン酸(ナイアシン)、トリゴネリンなどで、多くの薬効成分が含まれています。この中のカフェインに、興奮作用があり、胃を荒らしたり、発ガン性があることから、コーヒーは体に悪いとされたようです。でも、それは飲みすぎた場合のこと。カフェインは、植物界に広く存在するアルカロイド(含窒素塩基性物質)の一種で、お茶の葉やカカオの種子などにも含まれています。カフェインは、適度の量を摂る分には、体にいい作用を及ぼすことが、近年の研究でわかってきました。カフェインに害がないとなれば、多くの薬効成分を含むコーヒーです。どのような効能があるのでしょうか。 ・思考力や集中力の増加 ・呼吸機能や運動機能の向上 ・利尿作用 ・強心作用 ・消化促進 ・二日酔い改善(アセトアルデヒド排泄促進) ・血行促進作用 ・抗活性酸素作用 ・コレステロール抑制作用 アセトアルデヒドの排泄を促進させ、二日酔いの改善に役立つ働きをしてくれるのが、カフェインです。それに、ポリフェノールにも飲酒による肝臓の負担を軽減する働きがあり、これらは肝臓にとって非常に助かることと言えます。さらに、抗活性酸素作用により、過酸化脂質の発生を抑えることで、肝臓ガンや消化器官のガンの予防になります。以上のようなことを踏まえると、コーヒーは肝臓によい飲み物と言えますね。とは言っても、それはあくまで良質なコーヒーを飲んだ場合のことです。もちろん、飲みすぎは逆効果。良質のコーヒーを適度に飲む。これが肝臓によいコーヒーの飲み方と言えるでしょうー